第7巻1285番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1285番歌
巻 | 第7巻 |
歌番号 | 1285番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (旋頭歌) |
原文 | 春日尚 田立羸 公哀 若草 つ無公 田立羸 |
訓読 | 春日すら田に立ち疲る君は悲しも若草の妻なき君が田に立ち疲る |
かな | はるひすら たにたちつかる きみはかなしも わかくさの つまなききみが たにたちつかる |
英語(ローマ字) | HARUHISURA TANITACHITSUKARU KIMIHAKANASHIMO WAKAKUSANO TSUMANAKIKIMIGA TANITACHITSUKARU |
訳 | 歌垣のこんな日でさえ田に立って立ち働き、疲れ切ったあんたは悲しいことよ。若草のような妻もいないあんたは一人っきりで立ち働かなくてはならない。疲れ切って気の毒なことよ。 |
左注 | (右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、旋頭歌、恋愛、略体、からかい、枕詞 |